昨日のピースボートの災害ボランティア説明会のメモ

3/26(土)18:00〜40分程 @ピースボート高田馬場事務所
「東北関東大震災災害ボランティア説明会」

スピーカー:Mr.ごうだ(東京側からの現地ボランティアロジスティクス担当、ピースボートで10年)、Mr.吉岡(共同代表)
説明会出席者:第1回(3/23)300人、第2回(3/26)300人、第3回(3/30予定)既に200人が予約。3/26は20〜30代を中心に、大学生、会社員、外国人、上は60代の男女。若干若い男性が多いが女性も多く参加。
取材:報道ステーションが密着取材中。
支援先:宮城県石巻市(市職員の1/3がいなくなり(死亡あるいは不明)行政機能が壊滅的)、避難所は約170ヶ所、盗難を恐れ半壊した自宅や自動車で寝泊まりする避難民も多くおり配給が行き渡っていない、避難所でもお風呂もない状況が2週間以上続いており、配給品が1日におにぎり1個のような状況

1. 結論:現地での人手がとにかく多く必要

2. 背景: 報道とのギャップがある。現地で実際にすぐに関われる仕事がない、足手まといになるというのは真実の一面。今は個人でボランティアに入るのは迷惑であり難しいのも事実。しかし、組織化され自活可能な大規模なボランティアが必要。避難所等の施設で寝泊まりはしない、配給品など避難民用の食料や生活物資をボランティアが消費しないのが原則。現地では、毛細血管がなく(支援品が中央に集められていても圧倒的な人手不足で配給できない)体が壊死し始めている・・・(世界の被災地10カ所以上で災害ボランティアをしてきたスタッフのMr.山本もスリランカ等他の被災地と比べても最も酷い状況と言っている)。この状況をカバーできるのはボランティアしかいない。

3. 組織化:東京で集め、5〜6名毎のグループでチーム分けしリーダーを決め事前オリエンテーションを行いチームビルディングをした上で5〜10グループをバスで送迎、派遣期間は1週間(金曜夜出発—土曜朝帰着)のみ。

4. 受け入れ態勢: 現在現地でスタッフ70名が現地の福祉協議会や行政と段取りし東京側と調整している。

5. 派遣状況: スタッフの先遣隊を別にして、ボランティは第一弾が3/25に50名派遣され、第2弾4/1は90名派遣予定

6. 派遣期間: 1週間に限定。一度戻ってきてから休息の後再度1週間行くのは問題ないが、連続して1週間以上の災害ボランティア派遣は絶対にしない。1週間は、被災地で災害ボランティアが正常な意識で耐えられるMaxの期間。寒さ、壮絶な光景、避難所の悲惨さ、肉親を多く失った避難民との交流、余震や津波への恐怖、泥との格闘により予想以上に精神的にも体力も消耗し、居たたまれなくなり不眠不休で働き燃え尽き症候群になるか耐えられなくてblack outしてしまう。

7. 訴え:死者は3万人を超えるかもしれない未曾有の大規模災害である。その人たちの死を無駄にしない為に、そこにより良い社会を作り上げなければならない。一方、神戸の震災でもそうだが、この日本においても被災地からは世界が見えるようになる(普段は懸け離れた世界の紛争や難民問題などが被災地では身近な問題と捉えられる)。ボランティアが行かないことによって避難所および自己避難民に支援が行き渡らずせっかく救われた多くの命が失われる可能性。すでに凍死、餓死の危険と隣り合わせ。
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by meg2010 | 2011-03-27 16:03


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